炭治郎が耳飾りをする理由はなぜ?模様の意味の秘密を伏線回収ネタバレ!

炭治郎が耳飾りをする理由はなぜ?模様の意味の秘密を伏線回収ネタバレ! 鬼滅の刃

大人気アニメ鬼滅の刃の炭治郎が耳飾りをする理由はなぜなのか、その模様や身に着ける意味など炭治郎と耳飾りの秘密についてまとめました。

物語上の伏線を回収しながら、「そもそもの始まり…」を含めたネタバレの内容を説明しています。

耳飾りは一体誰が炭治郎に授けたのか、どのような模様か、隠された意味は何か、その秘密と理由が、実はこれまでのストーリの中に要所要所で伏線として描かれているのをご存じでしょうか?

「ネタバレでいいから早くなぜなのか理由を知りたい」という方も、「既に原作で理由を知っているけれどおさらいしたい」という方もぜひ読んでみて下さいね♪

 

炭治郎が耳飾りをする理由はなぜ?


炭治郎が耳飾りをするのは「ヒノカミ神楽」の継承者だからです。

代々竈門家に伝わるヒノカミ神楽は、全ての呼吸の基になっている「日の呼吸」を使っていますが、それは素質があってこその継承です。

その昔、柱を含めた全員が「始まりの呼吸」と言われる「日の呼吸」を習ったものの扱えず、それぞれ自分に合う呼吸を派生させていますので、習えば出来るというものではなかったようです。

では、「竈門家であれば皆が呼吸を使えるのか?」というとそうでもありません。

継承者としての証に先代から一人だけがあの耳飾りを代々送られていますし、実際に他の兄弟達は、誰も耳飾りをしていないので、おそらく受け継ぐのは一人だけだと分かります。

作中の回想場面でも、ヒノカミ神楽の継承は父親である炭十郎と炭治郎で行われており、兄弟間で神楽の出来栄えを競うような描写や、実力があるものが選ばれるような描写は一切ありません。

誰でも扱える呼吸ではないので、炭治郎に素質があったことは間違いありませんが、「長男である炭治郎が継承していく」という考えで時代的にも継承されたのかもしれませんね♪

 

炭治郎は耳飾りを誰からもらった?

炭治郎は耳飾りを、竈門家に代々伝わる「ヒノカミ神楽」継承時に父親・炭十郎からを受け継いでいますが、以下のことが気になった…という人はいないでしょうか?

床に伏ることが多いのに、呼吸が使えるの?
呼吸って健康な人でも難しくない?
鬼殺隊でもないのに、どうして呼吸を知っているの?

結論から言うと、確かに炭十郎は病弱なものの、完璧に呼吸を扱えています。

ヒノカミ神楽を舞う時には一晩中舞っていられる体力や、大きな熊を斧で倒せるという特別な力が発動していたようで、それは炭治郎の思い出からも分かります。

一方、ヒノカミ神楽を舞う手順や型は知っていても、ずっと舞い続けることが苦しかった物語初めの炭治郎と違うのは、生まれつきの痣があり素質があったからなのかもしれませんね♪

「体が軽くなりいつまでも動けられる特別な呼吸がある」と炭十郎自身が炭治郎に話していますので、「日の呼吸」を自分の体になじませて、舞っていたことは明白です。

その証拠に、長く生きらえている鬼舞辻無惨が初めて炭治郎を見た時、「あの耳飾り…!」と目を見開いて注目し、戦慄しています。

元炎柱の煉獄槇寿郎は家に昔から伝わる「炎柱の書」で「日の呼吸」と使い手の情報を得ていますが、そもそも「炎の呼吸」とは関係のない「日の呼吸」について何を残していたかも気になります。

「日の呼吸」の詳細を知る槇寿郎は、耳飾りを見ただけで柱でもない子供の炭治郎を、大人げなく威嚇しましたが、それほど恐れる何かがあったではないでしょうか?

はじまりの呼吸である「日の呼吸」は、当時の鬼殺隊の柱でも誰一人として継承できず、結局他の呼吸に派生していきましたが、それを正確に何百年も伝承し続ける竈門家はある意味最強です!

鬼殺を生業としていない一家なのに、なぜ何百年もずっと継承し続けているのか不思議ですよね。

「炎の呼吸を火の呼吸と言ってはならない」という言葉があるように、始まりの呼吸と同じ音で「ひ」の呼吸ということはタブーだったようなので、明確な線引きがあったのでしょう。

もしかすると「日の呼吸」の使い手は、長い歴史の中でもその圧倒的強さから、敵味方関係なく一目置かれた「特別な存在」だったのかもしれませんね!

 

炭治郎が耳飾りの模様の意味の秘密を伏線回収ネタバレ!

そもそも、「日の呼吸」は最初から竈門家のものだったのか、もしも違うならばいつから受け継ぐことになったのか、とても気になりますよね。

  • 誰が作ったのか?
  • なぜ竈門家が継承しているのか?
  • その絵柄に隠された秘密や伏線は?
  • なぜ鬼舞辻無惨は耳飾りにこだわるのか?

など、耳飾りに関する謎や疑問は多くありますが、それは物語後半で少しずつ受け継がれた記憶と共に明かされます。

竈門家で「日の呼吸」を初めて継承したのは、炭治郎たちの先祖である「炭吉」で、その炭吉に継承した剣士は「継国縁壱」です。

縁壱は特別な力を持っており、呼吸の創始者であり「はじまりの剣士」とされています。

元々この耳飾りは、幼い頃言葉を発することのなかった縁壱を心配した信心深い母親が、「太陽の神様が聞こえない耳を明るく照らすように」と願いを込めたお守りでした。

そしてその後、最強の剣士となり鬼舞辻無惨と対決を果たし、あと少しというところまで追いつめるものの結局は取り逃がしてしまいます。

ほぼ無敵の無惨が、耳飾りを見るなりたちまち戦慄し、以降は「耳飾りの鬼狩りを殺せ」と炭治郎に執着して指示していることからも、縁壱へのよほどの恐怖が伺えます。

人間である時から、なによりも「生」への執着が強い無惨なので、自分の生命を一度でも脅かした縁壱の呼吸は、決して許せるものではなかったのかもしれませんね。

 

太陽光の絵柄の本数は何本?

耳飾りに描かれた太陽光の数は12本ですが、これは「日の呼吸」で使われる12の型を表しています。

  • 円舞
  • 碧羅の天
  • 烈日紅鏡
  • 幻日虹
  • 火車
  • 灼骨炎陽
  • 陽華突
  • 飛車陽炎
  • 斜陽転身
  • 輝輝恩光
  • 日暈の龍・頭舞い
  • 炎舞

最初の型は「円舞」であり、最後の型は「炎舞」でどちらも漢字は違うものの同じ「えんぶ」という音の響きを持っており、最初と最後の型を繋げることで繰り返し神楽を踊れる仕様になっています。

それについて炭治郎は無惨との最終決戦の最中に、「12の型を繰り返すことで円環となり、13個目の型となる」ことに気付きます。

確かに、炭治郎の父親である炭十郎は、かつて「正しい呼吸が出来れば炭治郎もずっと舞える」と話しており、実際に神楽を夜明けまで待っていたと、その事実が作中描かれています。

なぜ、「繰り返し舞う必要」があるのでしょうか?

なぜ、「ただ繰り返すだけで13個目の技」になるのでしょうか?

答えは、「繰り返し舞った先に何があるのか」に繋がります。

鬼滅の刃で鬼は、「太陽の光を見ると死ぬ」とありますので、鬼の始祖の攻撃を途方もなくかわしながら、繰り返し絶え間なく「日の呼吸」の型を発することで夜明けまで戦うことを意味します。

その意味を知って耳飾りを見ると、確かに12個の太陽光が描かれた日は、ちょうど山から上った日の出のように見えますよね♪

 

耳飾りの約束とは?

耳飾りの約束は、「日の呼吸の剣士」である縁壱に、炭治郎の先祖である炭吉が向けた、「尊敬と感謝の証」です。

そうなると当然、

煉獄家のように呼吸の家系ではないのになぜ受け継いだのか?
竈門家と縁壱はどうして呼吸を受け継ぐほどの中になったのか?
耳飾りにどのような意図が隠されているのか

という問題が気になりますよね。

作中、炭吉が縁壱に「あなたは命の恩人だ」と話しているため、おそらく鬼に襲われた炭吉一家を縁壱が助けたのだと推測できます。

歴代の柱達が派生の呼吸しか使えなかったことを考えると、炭吉をはじめとした竈門家の人々も何気にすごい適正力だと思いませんか?

特別な才能を持ちながら自分の妻子も守れず、無惨を逃がしてしまったことでつぶやいた「自分は価値のない人間だ」との縁壱のつぶやきに、炭吉は大声で否定した後に例の約束をしています。

「あなたに守られた命の自分たちが、耳飾りも呼吸も後世に伝える」と約束しており、それが竈門家の呼吸継承の始まりになっていますので、縁壱の功績を無駄にしたくなかったのでしょうね。

この時、縁壱は一番の明るい笑顔で「ありがとう」と言っていますので、炭治郎によく似ている炭吉の優しい気持ちは、きっと心に届いたのだと思います♪

 

まとめ

炭治郎の耳飾りについて、身に着る理由はなぜなのか、その模様にどんな                                                       意味と秘密が隠れているのか、ストーリーの伏線をたどりながらネタバレありで紹介しました。

その模様に込められた願いや、耳飾りを持つ意味や秘密を知ると、炭治郎がただのオシャレで耳飾りをしているわけではないことが分かり、深いストーリーが楽しめます。

何気なく見ていたセリフやシーン、そして耳飾りが後半への伏線となっており、それに気づいて読むとまた新たな感想や発見を見出すことが出来ますよ!

今から見る人はもちろん、既に原作を読んだ人もぜひ確認してみて下さい。

ネタバレを含む内容にはなりますが、原作での伏線をいち早く回収し、耳飾りを付ける理由はなぜなのか知りたい方の参考になれば幸いです♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました