アニメのシーズンとクールの違いや意味は?なぜ分けるのか理由も解説

アニメのシーズンとクールの違いや意味は?なぜ分けるのか理由も解説 アニメ

皆さんが毎週楽しみにしているアニメがあると思いますが、「シーズンとクールってどういう違いがあるのか」、「意味は一緒なのか」などという声をよく聞きます。

しかもシーズンを使うアニメとクールを使うアニメがあって、なぜ使い分けるのか理由を知りたいという方も多いでしょう。

どちらも同じ事だと認識していたけれど実際はどうなんだろう。

実はこの意味や違い、分け方の理由が分かれば、アニメの放送期間の把握にも役に立ちますよ!

そこで今回は、シーズンとクールの違いや意味について、なぜ分けられるのかも理由も詳しく調査してみました。

 

アニメのシーズンとクールの違いや意味は?

アニメの「シーズン」というのは1年間を通してストーリーの一区切りをまとめたもの、「クール」は3ヶ月間で一区切りにしたものという違いがあります。

今後は皆さんが見たいと思っていた好きなアニメの公式の発表が「シーズン1」なのか、「1クール」表記なのかをチェックしてみましょう!

SNSでも「アニメの数え方が難しい」という声があがっていて、確かに複雑に思う方も多いのが分かりますね。

しかし、シーズン1と1クールが違うという事だけでも覚えておけば今後役に立ちそうです♪

 

1クールと1期の意味は同じ?

さらに、1期と言われるものもあるのですが、基本「1クール」と「1期」の意味は一緒です。

どちらもおおよそ3ヶ月間(12話~13話程度)で最終回を迎えた作品の事を指しています。

ちなみに「1クール」は日本のテレビ業界での用語としても使われており、放送の契約期間の単位です。

現在では1月~3月に放送されるのを冬クール、4月~6月を春クール、7月~9月を夏クール、10月~12月を秋クールと呼ばれ、今期もしくは今クールなどとも表現されています。

また、さらにこの2つ以外の呼び方の他にも「分割1クール」と言われるケースもあります。

分割が付いた場合は、もともと1クールで放送予定だった作品がやむを得ない事情で放送が延期になってしまい、分割で放送されることを指します。

なので、分割1クールと言われた場合は、事情があっていったん放送を延期、1クール(1期)分のストーリーは分割してのちに放送される、という意味になります。

 

アニメのシーズンとクールはなぜ分けるのか理由を解説

シーズン1と1クールはどの基準で分けられているのか調査してみた結果、作品によって違うという事はわかりましたが、厳密なルールはありませんでした。

しかし分けられていることは事実なので、「なんで分けられているのか」ルールはなくても、分ける理由は知りたいですよね。

理由になる事といえば「人気のある作品かどうか」で分けている、という説があります。

人気がある作品なら見てくれる視聴者さんも多いと期待されますが、マイナーなアニメは正直どのくらいの方が見てくれるのか分かりにくいのが本音でしょう。

放送するにあたってお金がかかる問題もあり、製作側は最初は様子を見ながら1クール(3ヶ月間)から始める可能性が高いと思います。

その後、実際に放送して反響があ大きく2クール目も放送してもいいかな、人気があるなと判断した場合に続編を出すという流れになっているのでしょう。

ちなみに、深夜枠30分放送を1クール(3ヶ月)放送する場合のアニメの制作費は約2億6千万ぐらい、さらに放送費用と宣伝費用は別になっており、約4千万とも言われています。

このように莫大な金額がかかりますし、シーズン1と言ってしまうとシーズン2があることが前提のようになってしまいます。

仮にシーズン1が諸事情で作れない、人気がイマイチでシーズン2を放送できない、という事は避けたいですし、使い分ける理由にはなりそうですね。

うわー想像以上の金額!

シーズン放送にはかなりの覚悟がいりますね。

 

シーズンで分けているアニメ

では「シーズン」を使っているアニメはどんな作品があるのか、誰もが知っている有名なものをいくつか挙げてみました。

  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 犬夜叉
  • 鬼滅の刃
  • 進撃の巨人
  • 僕のヒーローアカデミア
  • ハイキュー!!
  • 弱虫ペダル
  • 銀魂
  • 名探偵コナン

ほとんどの方は1度でも見たことがあるのではないかという代表的なアニメが多く、長期に渡って放送している作品が多いという特徴もあります。

シーズン1もしくはファーストシーズンと言われ、2年目、3年目と続く作品に関しては、セカンドシーズン、サードシーズンとテレビ業界で呼ばれているんですよ♪

始めからシーズンを使っているアニメは、原作から人気でアニメも必ずヒットするという目安があることも共通点としてあげられます。

ですが、シーズンものではないアニメは人気ではないという訳ではありません。

2023年時点では昔の作品と比べて、1クールや2クールに分ける、というのが製作開始時から決まっていたり、分けることが当たり前のようになってきています。

特に新しいアニメに関しては、人気が理由と言うのは、あまり当てはまらないかもしれませんね。

お金の問題だけではなく、長期間になればなるほど人員のスケジュール調整も難しくなりますし、放送枠の問題など、「シーズン」が使いたくても使えない事情もあるのでしょうね。

 

クールで分けているアニメ

それでは「クール」を使って放送されているアニメにはどんな作品があるか、こちらも注目作品を一覧でまとめてみました。

  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • TARITARI
  • リコリス・リコイル
  • うる星やつら
  • 機動戦士ガンダム水星の魔女
  • チェンソーマン
  • SPY×FAMILY
  • あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。

みなさんもご存じだと思いますが、上記以外にも数え切れないほどありますよね。

ほとんどの作品は1クールで終わるとされて、放送が終了して何ヵ月後、何年後かに2クールをやるという事を発表される流れになっています。

シーズンものに対して「クール」を使うアニメの特徴としては、原作の巻数が少ないと感じています。

アニメは原作の4巻分のストーリーが詰め込まれている事が多く、それ以上を詰め込んでしまうとお話が飛びとびになってしまうんです。

そうなると、原作を好きな方でアニメを楽しみにしていた方からの不満も多くなります。

原作の巻数が多ければ多いほど、2クール、3クールと続編になる可能性は高いという事が言えると思います。

大きく反響があったり視聴率がよかったアニメは、原作が続いている、まだ原作のすべてをアニメ化していない場合は、2クール目の放送の可能性が残されていることになります。

シーズンとクールには、明確な違いやルールはないものの、意味を考えていくと、推しのアニメの続きの可能性なども、なんとなく見えてくるような気がしますね。

今後は新たなアニメの公式発表でも、「シーズン」と「クール」どちらが使われているのか、注目してみてください♪

 

まとめ

今回、アニメのシーズンとクールの違いや意味についてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか。

SNSでもこの問題はよく理解できていない方が多く、なぜシーズンとクールに分けるのか理由はあるのかなと疑問視されています。

アニメのシーズンとクールの違いや意味、分ける理由が分かると、今後のアニメの放送期間などの把握に少し役立つのではないかと思います。

なぜかなーと思ってたけどスッキリした!

アニメ好きの方も多いですし、アニメにはまったばかりで気になっていた方など、少しでも今後の参考になればうれしいです。

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