2004年に公開されたジブリ作品の「崖の上のポニョ」ですが長年に渡り、幅広い世代に人気です!
しかし、ネット上では宗介のお母さんであるリサがつらいと思っているのに嫌いという声もあるんですよ!

え、つらいってどうして?
しかもリサが嫌われる理由って何だろう?
なぜ嫌われる声があがっているのかと、つらい理由について気になる方も多いでしょう!
さらに、宗介がお母さんの事をリサと呼び捨てなのかについての疑問視されているようです。

私もずっとなぜ呼び捨てなのかなって思っていました!
今回は「崖の上のポニョ」の作品内で感じていた疑問を全て解決出来るようにまとめてみましたので参考にしていってください♪
Contents
崖の上のポニョのリサがつらい理由は?
【崖の上のポニョ リサ】 宗介さ、運命っていうのがあるんだよ。つらくても運命は変えられないんだよ pic.twitter.com/TsvIMvgJwx
— ジブリ名言bot (@sfdgfgfyhdasfga) April 19, 2022
本作中の終盤にてリサと海を守ってきた母親のような存在のグランマンマーレと話をしているシーンがありました。
そこで、「リサさんも辛いだろうに」と言葉をかけています。
ここでのシーンを見た視聴者さんは「辛いってどういうこと?」と何か深い意味があるのではと思った方が多いです。
しかも、2人が会話していた場所がリサの職場である老人ホームだったという点でも疑問視されているんですよね!

何か悩んでたのかな?
それとももっと深い意味があったりして…。
リサが辛かった理由を深堀していきましょう!
宗介に何もしてあげられないから?
非常用照明の予備電源容量は30分間作動できるものとする#スタエフクラス#ジブリで学ぶ建築士試験#ジブリ一級計画#ジブリ一級環境設備#崖の上のポニョ pic.twitter.com/fynJRojEsC
— モナカ/R4一級建築士受験 (@tm94193750) April 25, 2022
ポニョが人間になるには、宗介の選択に運命をゆだねられており、リサは母親として何も出来ないと感じたことがつらいのだと推測できるのではないでしょうか。
ポニョはもともとさかなの子でしたが、宗介の血を舐めた事で半魚人になりました。
その後、宗介と一緒に過ごしていくうちに人間になりたいと思うようになったポニョ。
「宗介すきー!ポニョ人間になるー!」と言ったシーンはとても印象的でしたよね。

このシーンすごく可愛かったなあ!
ポニョは人間になりたいと強く願っていましたが、そうなれば魔法が使えなくなってしまうという条件がありましたね。
そして、ポニョが人間になるためには「宗介の言葉」が重要でした。
しかも世界の運命も宗介の言葉で決まってしまうということで責任重大…!
そしてポニョに関して少しでも否定的な言葉を発してしまうと消えてしまい、もう二度と会えなくなってしまうかもしれないという懸念もありました。
息子がそんな状況になっているにも関わらず、自分は何の役に立たないとリサは感じたのかもしれません。

これは母親としてリサは本当につらく感じてしまいますよね。
もう死んでいるから?
似てると言われた😌
髪型が❗️#崖の上のポニョ#宗介 pic.twitter.com/ESTXq8jzqK— TAKABITTI🦋 (@TAKA63757749) April 21, 2022
リサは死んだの?と思っている方も多いようですが、実際に死んでしまったかどうかは分かりません。
しかし、幼い宗介を残して死んでしまってつらいのではと視聴者の多くの方が思うのには理由があります。
作品中では、ポニョが人間になりたいという強い想いから引き起こした台風でかなり荒れた天気となってしまいました。
宗介を保育園に迎えに行き無事に帰宅したあと、リサは自身が働く老人ホームの利用者さんの事が気になり1人で出て行ってしまいます。
「すぐ戻るから」と言い残し、宗介はポニョとリサの帰りを待ちますがなかなか帰ってきません。
心配になった宗介はポニョとリサを探す事に。
道中でリサの愛用していた車が見つかり、その車の中には枯葉などが入り込み、荒れた状態で見つかります。
でもそこには、リサの姿はありませんでした。
おそらく、荒れた天気でこれ以上車で進むのは危険だと感じ、車を置いていったのでしょう。
最終的にはリサと宗介は再会できていますし、無事だった可能性が高いですよね!

でも、後半のストーリーは死後の世界を描いていたという可能性もあるよね?
一部の噂でリサは実際には死んでいて、死後の世界でのお話だったという都市伝説もあるようです。
しかし、子供目線で見る内容と大人が見る内容とでは解釈の仕方が違ってきます。
崖の上のポニョは子供目線で描かれたストーリーだと思うので、個人的には考え過ぎだと感じていますね。
崖の上のポニョのリサが嫌いな理由は?
リサが開ける冷蔵庫にチビトトロがいます!#崖の上のポニョ #金曜ロードショー pic.twitter.com/HkMWfrnKGl
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) September 22, 2017
明るく、宗介に対して愛情をもって育てている理想なお母さん像だという印象のリサですが、中にはリサを嫌いな視聴者もいるようです。
本作中を見てリサのどのような部分を嫌いになってしまったのでしょうか?
すごく気になるところです。

いろいろ見方によって意見も違いますからね。
お次にリサの嫌いな理由についてまとめていきます!
車の運転が荒い
今ちょうどやってたけど、嵐の中リサさんが波をギリギリ避ける爆走シーンだけど「おぉ、MTか!いいクラッチミートのスタートじゃん!カッケェ!」って思ったけどよく見たらATの足のサイドブレーキやんけ・・・
ブレーキペダルも広いし#崖の上のポニョ pic.twitter.com/SgaLcD1hlL— ハーサカ(自家用)🧠 (@Fluegel_Tsubasa) August 23, 2019
まず、1つ目の理由はリサが車の運転が荒い事があげられます。
台風の影響で高波に襲われる危険性があるという時に、宗介も乗っている状態で無理やり自宅まで走らせようとしていました。
自宅に帰りたい気持ちはわかりますが、通行規制されているのにガン無視して無理に通ろうとするのは危険過ぎますよね。
しかも常にスピードを出して路面が濡れてスリップしてもおかしくない状態なのに…。
自分自身だけならまだしも、子供を乗せているのにこんな荒い運転だと母親としてどうなの?と思う視聴者も多いようです。

事故を起こして宗介を危険な目にあわしてしまったら大変だと思わないのかな?
育児放棄?
リサが家を出発する時、船長帽をかぶって見送った宗介。ポニョと家を出てきた時もずっとかぶっていました🎩#kinro #崖の上のポニョ #ポニョ #ジブリ pic.twitter.com/eBJOKUuI5R
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 22, 2017
そして、リサが母親としてありえない行動だと言われている理由がもう1つあります。
それは、自宅に宗介を送り届けたあと1人残して自分自身の職場が心配だと留守番をさせて出ていってしまいます。
宗介はまだ幼く、5歳の男の子なのですが、夜遅くにしかも豪雨という荒れた天気にも関わらず置いていってしまいました。
正直小学生になった子供ですらお留守番をさせるのに心配になる方がほとんどでしょう。
よって、このシーンを見た視聴者は、母親としてありえないと感じた方が多かったようですね!

ポニョも一緒だったとしても何かあったら大変だと思うのが普通なのでは?
崖の上のポニョのリサをなぜ宗介は呼び捨てなのかも調査!
@yukawareiko
昨日、崖の上のポニョのDVD観ました.宗介とポニョは、強い愛で、結ばれています。宗介は、お母さんを「リサ」と呼び捨てです。家も呼び捨てで、子供に呼ばれていました。呼び捨て、嬉しかったです。 pic.twitter.com/j3IlJ2E3Ex— まりも (@skyunicorn0706) February 19, 2021
作品内で気になったのは、宗介がお母さんの事を呼び捨てにしている事ではないでしょうか?
5歳の男の子ならママもしくは、お母さんと呼ぶのが一般的なはずですが、呼び捨てにしている事に多くの視聴者さんは疑問を抱いています。

実際呼び捨てってどうなの?
そうなのです、宗介はリサだけでなく耕一とお父さんの事も名前で呼んでいるんですよね!
ネットでは賛否両論あり、「両親の事を名前で呼んでいるのなんかいい」、「親を呼び捨てにしていいの?」など様々です。
どのような理由で呼び捨てになっているのでしょうか?
なぜなのか詳しく見ていきましょう!
リサの教育方針?
リサと宗介の後ろに見えるカレンダーから、本作の舞台は7月か8月だと分かります。さらに、曜日の並びから2007年であることが分かりますが、「#崖の上のポニョ」の公開年は2008年です。 pic.twitter.com/qm0YW4xMh2
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 23, 2019
リサとママとかお母さんではなく、名前で呼んでいる理由の1つであげられるのは、リサ自身が宗介に名前で呼ぶように育てたのではとされています。
理由として確信はないのですが、おそらくお子さんがいる方なら分かると思います。
お子さんが産まれて子育てしている方のだいたいの人は最初に「ママ」と呼ばせるように教えますよね。
しかし、ご家庭によっては「お母さん」や「かぁか」というようにどう呼んでほしいかを小さいうちに教えるものです。
それと同じようにリサも子供に名前で呼ぶように教えたという可能性が高そうですね!

なるほどー!
可能性高そうですよね♪
名前の重要性を表す
#崖の上のポニョ
ポニョは,
本当に小さな子の
表情や行動,言動を
実にによく観察して,
作られていると思う。
それにしても「リサ」さん,
強いなあ! pic.twitter.com/h8ISHhAObi— もりりん (@moririn1961) August 23, 2019
また、崖の上のポニョを描いた宮崎駿監督は名前を呼ぶもしくは呼ばれる事に対して大切に想っているのではないかと考えられます!
本作以外にも名前の重要さを感じさせられる「千と千尋の神隠し」や、相手の名前を繰り返し呼び続ける「魔女の宅急便」など。
1人1人の名前の重要さを表している可能性が高そうですね!
今回もリサと何回も宗介が呼ぶシーンがありますが、リサと名前で呼んで探している姿にグッときた方も多いでしょう。
もちろん小さい5歳の男の子が「ママ」と呼び続けているシーンでもグッとくるものがありますが、名前で呼ぶとさらにグッとくるものがありますよね。
ポニョの本名にも意味がある
宗介が名付けた「ポニョ」という名前ですが、実は「ブリュンヒルデ」という本名がちゃんとあるのです。
ブリュンヒルデという由来は、北欧の神話のワルキューレという戦場で死んだものを運ぶという死者の魂を導く存在を意味しています。
本作を作る時に宮崎駿さんは、ワーグナーという19世紀の作曲のワルキューレを聴きながら仕上げたようですよ!
ブリュンヒルデはワルキューレの長女的存在でたくさん複数の半神半人の女性が多く存在しています。
本作でもポニョの周りに妹的存在の仲間がたくさんいるので、監督はワルキューレを参考にとりいれていったのでしょうね!
この北欧神話を参考にしたと考えるのなら、上記で説明した本作の終盤は死後の世界を描いていたのかという可能性が高まってきそうです。
英語版は呼び捨てではない?
【崖の上のポニョ】
フジモトはかつて海底二万マイルのノーチラス号に乗っていた唯一の東洋人であるそうです。 #jiburi_love_ pic.twitter.com/dYr18AXysc
— ジブリ情報館☆ (@jiburi_love_) April 25, 2022
日本では、宗助が自身の親の事を名前で呼んでいましたが、英語版では固有名詞で呼んでいません。
英語版では、Mom、Mommyと日本語訳でお母さんと呼び、リサと固有名詞で呼んでいるシーンはありませんでした。
調べたところ、アメリカでは自身のお母さんの事を名前で呼んでいるという子供はほとんどいないといいます。
稀にいたとしても親に対して見下したり尊敬していないと結び付けられてしまうようですね!
外国は日本よりフランクなイメージがありますが、両親に対して呼ぶとなると違うみたいです。

国によって考え方が異なるんですね!
日本でも子供に呼び捨てで呼ばれたくないという方もいるので人それぞれではあります。
ただ、アメリカではより親に対して尊敬の気持ちを持ってという気持ちが強いという訳ですね。

大事な事ではありますけどね♪
まとめ
【崖の上のポニョ】
ポニョの名シーン集 pic.twitter.com/KTbWIZDUjv— ジブリの森 bot (@ziburi_no_mori) April 23, 2022
今回は「崖の上のポニョ」に出てくるリサがつらいのはなぜなのか、嫌われる理由や、宗介が呼び捨てなのはどうしてかをまとめました!
さまざまな考察を入れながら詳しくリサについて見ていきましたが、参考になったでしょうか?

つらいという理由や、嫌われる理由も分かったのでスッキリした!
また、なぜ宗介が母親を呼び捨てにするという疑問も皆さん気になっていましたよね。
この記事をもとに「崖の上のポニョ」を改めてみると見方が変わってくると思うので面白く感じる事でしょう♪
コメント