コナン警察学校編の悲しい設定の理由はなぜ?後付けの矛盾点はどこ?

コナン警察学校編の悲しい設定の理由はなぜ?後付けの矛盾点はどこ? 名探偵コナン

名探偵コナンのスピンオフ作品として「コナン警察学校編」のストーリーがとても悲しい設定となっています。

本編で主要人物とつながりのある5人の物語で、警察官になるきっかけをそれぞれの過去の人生から描かれています。

なぜわざわざ悲しい設定にしなければならなかったのか、どこにその理由があるのかを読み解いていきたいと思います。

そして派生作品ならでは、後付けされたことにより矛盾点を色々指摘されていますね。

コナン作品はキャラクターが多い上に、話も複雑に絡み合っているので後付けが苦しくなり、矛盾点が生じてしまったのでしょうか?

コナン警察学校編は注目No1の作品なので、なぜそんなにファンからの支持があるのかその理由も詳しく解説しました。

人気の高いこの作品を別の角度から見てみるのも面白いと思いますので、最後まで楽しんで読み進めて下さい。

 

コナン警察学校編の悲しい設定の理由はなぜ?

深い友情で結ばれている5人が主役ですが、熱く、正義感も強く、それぞれが大事な人を守るために一生懸命になるそんな姿が、とにかくイケメン過ぎます!

しかし今現在降谷を残して他は皆、色々な理由で亡くなっているのですが、なんで作者はそんな悲しい設定にしたのか深堀していこうと思います。

学生時代の仲間というのはかけがえのない存在で、一生の友ともいわれる位存在が大きいですが、警察学校という特殊な環境だと尚更でしょう。

しかしこの5人が魅力的にそして関係がステキに描かれれば描かれるほど、もうすでにこの世に存在しない彼らが今後のストーリー展開の中には登場しないということが残酷すぎますね。

前の出来事をを思い返した時に、記憶の中で生きている彼らがあまりにも眩しく、もう殴り合うこともケンカすることもできない、そんなジレンマが見ていてとても心が痛いです。

そしてなんといっても、本編で彼らに影響され今なお囚われすぎている悲しい現状のキャラクターもいます。

それではどうしてこのようなファンの心を鷲づかみにして離さないスピンオフ作品なのに、非情な設定にしたのかを説明していきます。

 

ひとりしか生き残っていないから?

この5人がとても仲が良くて、羨ましいほどの友情に対してたった一人だけ生き残ったなんて悲しすぎますね。

残された降谷零が「僕もそっち側が良かったよ」というセリフがまた泣けてくるんです!

可哀そうなエピソード過ぎて、熱烈なファンは”涙が枯れ果てる”なんて表現をしている人もいるくらい、相当な人が涙していますね。

警察学校での友情が濃いほど、亡くなるという事実を知っていながらも、切ないストーリーに巻き込まれてしまいます。

爆弾処理中に殉職、交通事故、潜入捜査中に自決するという、それぞれが色んな意味を持つ死に方をしています。

この諸伏景光の死亡原因によって降谷零は赤井秀一との因縁の関係が生まれ、ずっと固執しているところも、彼が未来へ進めないでいる過去の呪縛なのだと思います。

生き返ることはないこの4人への想い出が残されたひとりに重くのしかかっている切ないストーリーですね。

1人だけ、というのはすごく淋しいね・・・。

 

バッドエンドだから?

本編作品ですでに亡くなっていることは分かっている状態での、この作品の過去のストーリーですので、エンディングを知っている状態で読むことはつらいですね。

それぞれに死亡した原因に切ない理由があります。

萩原研二が爆弾犯の爆弾に巻き込まれて殉死した事で、松田陣平が敵を取るために同じ犯人と対峙します。

しかし大勢の人の命と引き換えに自分が犠牲になることを選ぶのです。

伊達航は居眠り運転の車に跳ねられるのですが、彼女の親に挨拶に行く途中のことでした。

諸伏景光は潜入捜査でスパイだとバレたと思い、そして自分の持っている情報から家族や仲間に危険が及ぶことを恐れて、自決したのでした。

誰かを守るためや無念を晴らすために、自分の命と交換に未来の幸せを見ることなく散っていったエピソードが悲しすぎます。

 

自分が身代わりになるなんて、辛すぎる・・・。

もう見ることができないから?

コナンが全く出てこないにも関わらず、熱烈なファンに見守られています。

そのため「警察学校編はすごく面白いのに、悲しい結末を知っているから辛い」などの意見が多いです。

そして一方で、もしかしてどこかで生きていた、なんて期待しているファンもいたり、死んでいる事実を受け入れられないくらい悲しいのでしょう。

あまりにも優秀なメンバーなので回想でしか活躍するシーンがないのも、切なすぎますね。

これだけ個性的で魅力的なキャラクターだからこそ、その後の人生を見たかったです。

そして今本編で活躍している人の中で、思い出が鮮明に呼び起こされる程、更に悲しさが増幅します。

本編でもうすでに亡くなっていることを知っている上での、ストーリー展開なので、結末が悲しいと知りつつ見るのは酷ですね。

 

コナン警察学校編の悲しい後付け設定の矛盾点はどこ?

伏線が多く散りばめられていている本編しか読んでいない方にとっては、この作品でしか回収されていない所もあり、疑問に思う人も多くいると思います。

コナンといえば後付けのスペシャリストと言われるくらい、ほぼ違和感がないのですが、作者でさえも認めてしまう箇所があります。

しかし後付け設定を繰り返すことで、ストーリーに深みが出てキャラクターも複雑に絡み合うことができるんですね。

それを繋げることができる青山先生は流石です!

でもファンの目は誤魔化せなかったですね。

ファンであればあるほど、細かいところに気が付いてしまいます。

では矛盾点を解説していきます。

 

萩原研二の殉職した年齢は?

萩原研二が警察学校に入ったのは年齢が22歳という設定なのですが、唯一生き残っている降谷零=安室透は現在29歳です。

入学してから7年が経過していますが、萩原研二の時系列がおかしくなっています。

後付け設定のスペシャリストである、作者も間違えてしまったのでしょうか?

警視庁警備部機動隊の爆発物処理班に所属している中、爆弾処理中に爆発してしまうのですが、この時22歳なのです。

入学したのも同じ年齢なので、ここが大きな矛盾点ですね。

卒業後、すぐに配属されて速攻で爆弾処理を新人警察官に任せたのでしょうか?

ちょっと無理がありますけど、青山先生も「矛盾は見なかった事にして」と言って認めています。

コナンの後付けは違和感がないから、初めて発見したよ!

 

まとめ

コナン警察学校編はとても悲しい設定となっているため、なぜ後付けでこのようにしたのか、理由がお分かりいただけたかと思います。

そして後付け設定なのでどこに矛盾点があるのかも解説しましたが、気が付いた方はやはり熱烈なファンの方が多いですね。

本編にも大きく影響を与えているコナン警察学校編ですが、これを読めば更に本作とも複雑に絡み合った人間関係を読み解くことができるのではないでしょうか?

矛盾点がどこにあったのかその理由もご理解いただけましたでしょうか?

なぜスピンオフ作品でここまで人気が出たのか、やはり個性的なキャラクター達がとても魅力的でそれなのにこれから見ることができないからだと思います。

悲しい結末だけにとどまらず、残された今生きている登場人物に大きく影響を及ぼして、4人の想いを背負って生きているところがとても感慨深いです。

これだけ番外編での作品が人気が出るのは珍しく、さすがコナンだなと感じましたので、まだまだ応援していきたいと思います!

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