AIイラストをSNSアイコンにしてもいい？商用利用OKのスマホアプリ5選

AIイラストをsnsアイコンにしてもいい？商用利用OKのスマホアプリ5選 未分類
2024.12.02

近年、AIイラストを使用したSNSアイコンを目にする機会が増えました。

技術の進化により高品質な作品が短時間で制作可能になり、SNSや商用利用で注目を集めています。

しかし、AIイラストを商用利用目的で使用しても問題ないのか気になりますね。

そこで、SNSアイコンなど多くの場面で使用されるAIイラストを使うことは違法か調査しましょう。

「自分も使ってみたい！」と思った場合、オススメのスマホ版作成アプリも紹介していきます。

スマホだと手軽に作成でき、無料で利用できるアプリやサービス5選もみていきましょう。

 

AIイラストをSNSアイコンにしてもいい？

AIイラストをSNSアイコンに使用することはできます。

近年、多くのユーザーが使用しており目にする機会も増えましたね。

手軽にオリジナリティを表現できたり、自分の写真は使いたくないが魅力的なインパクトのあるアイコンを希望、身バレ防止、プロに頼まなくても無料や低コストで高品質なビジュアルが手に入るなど理由は多岐にわたります。

だが、AIイラストをアイコンにすると著作権など法律は大丈夫なのか不安ですよね。

「みんな使ってるから私も大丈夫」と思っていると大きな落とし穴があるかもしれません。

違法かどうか確認してみましょう。

 

AIイラストをSNSアイコンにするのは違法？

私的目的で使用する場合は、違法にはなりません。

AIで生成された画像などに関する法律は、まだ整備が整っておらずグレーな部分が多い現状ですね。

AIで生成した場合で販売や収益行動などを行わずに、例えば自分のスマホの壁紙にしたり、SNSアイコンにするなど個人的利用の場合は著作権侵害に該当しないでしょう。

だが全てが良いとは限らず、利用するにはいくつかの注意点もあり理解してから使用しましょう。

中には著作権に侵害してしまうもの、アカウント凍結などのペナルティもあるため利用する上での注意点を紹介します。

 

AIイラストをSNSアイコンにしてもいい場合の注意点

AIイラストをSNSアイコンに使用することは可能です。

個人的な利用の場合(非営業目的)は、法的リスクも少なく使用できますが追々収益化を目指している、またはその可能性がある場合は気を付けなければいけません。

もし、使用する場合に注意するべきポイントは以下の4つです。

  • AIツールの利用規約を確認する
  • 著作権や他人の権利に注意
  • オリジナリティを意識する
  • 使用するSNSツールのルールを確認

法整備もきちんと整っておらず、難しいかもしれませんが1つずつ詳しくみていきましょう。

 

AIツールの利用規約を確認する

AIイラストをSNSなどで使用する場合は、ツールの利用規約をしっかりと確認することが重要です。

SNSで商用利用目的(例えば企業アカウントや収益化されたYoutubeチャンネルのアイコンなど)で使用する場合には利用規約に許可が出ているのか確認しましょう。

例として、無料版だと商用利用は禁止だが有料なら商用利用可能やアプリによっては利用ができないといったことがあります。

そのためどんな目的で使用するのか、有料プランに加入するかによって状況は変わってきますね。

どのアプリでも使用する際には、確認して安全に使いましょう。

 

著作権や他人の権利に注意する

AIが生成したイラストに、著作権があるのか不安に感じる人もいるでしょうが、現段階では著作権は発生しません。

AIには思想や感情がなく、今の法律では条件に満たないもかなりグレーゾーンだと考えます。

例外に著作権が発生するケースがあるので注意が必要ですね。

既存の著作物と似ている場合や著作物の権利を持つ人に承諾を得ていない状態、規約にて商標・著名人の写真を加工や編集を禁止するケース、商用利用の場合などです。

これらは著作権の侵害に当たる要因となるため、使用する際には事前に調べるなど対策を取って下さい。

 

オリジナリティを意識する

AIイラストを使用する際に注意すべき点は、オリジナリティに欠けることでしょう。

AIは既存のデータを元に生成するため、完全に新しいスタイルやデザインを作り出すことが難しく、特定の傾向や人気のあるスタイルに似ていく傾向になりますね。

また指示が曖昧すぎると無難な結果になりがちです。

例えば、『可愛いキャラクター』や『ファンタジー背景』といった曖昧なリクエストではよくあるデザインに近いものが生成されます。

細かいカスタマイズが難しく、既存の要素を組み合わせたものが作成されオリジナルなイラストを描くことが困難で独創性を感じにくい場合がありますね。

そうした場合は、具体的に指示を出すことがポイントになります。

カフェでリラックスする女性を生成したい場合、『木製のテーブルに座り、両手でカップを持つ女性、彼女はクリーム色のセーターを着て、温かい日差しが窓から差し込み、背景には観葉植物や本棚が置いてある落ち着いた雰囲気のカフェ』のように具体的に伝えることで独自のＡＩイラストができるでしょう。

深堀したり、指示の修正をすることでより理想に近づいたものが完成します！

 

使用するSNSツールのルールを確認

AIツールの利用規約を確認するのはもちろんだが、使用する予定のSNS(Instagram、Fecebook、Twitter/Xなど)のコンテンツポリシーも確認しましょう。

現時点では、SNSツールがAIイラストに関して投稿または使用禁止のルールはありません。

しかし、著作権が侵害されている場合やフェイクニュース、誤解を招くようなコンテンツが使用されていた場合、不適切な内容だった場合には制限やアカウント凍結の処置が取られるので注意が必要です。

きちんとAIで生成したことを明示すること、AIイラストに独自の手を加えることで対策が取れるのでルールを守り楽しく作成しましょう。

 

AIイラストをSNSアイコンにしてもいい商用利用OKのスマホアプリ5選

AIイラストをSNSアイコンに使用できる場合、商用利用可能なスマホアプリを5選紹介します。

馴染みにあるアプリを中心に、無料でも種類豊富なラインナップがあるアプリを紹介するのでこれからAIイラストを作成したい方は以下の5つを是非参考にしてください。

  • Beauty Plus
  • LINE AIイラストくん
  • AI ピカソ
  • Canva
  • Dream by WOMBO

手軽に利用できるからこそ違法なアプリではなく、安心して使いたいですよね。

5つのアプリはそれぞれ性能は違うも無料であり、口コミでも高評価を得ています。

1つずつ詳しくみていきましょう。

 

Beauty Plus

Beauty Plus

引用：『Beauty Plus』公式HP

Beauty Plusは、世界中で8億人以上が使用し幅広い世代で使用されている写真加工アプリです。

無料という嬉しい価格で、AIイラスト機能も充実しており、口コミでも高評価を得ていますね。

簡単な操作で誰でも手軽にAIイラストを作成することができ、種類も豊富でマンガ風や2次元風、スケッチ機能など50種類以上の機能が無料で使用できる特徴があります。

Beauty Plus2

引用：『Beauty Plus』公式HP

一部有料で月額1000円となっているが、無料でもかなり利用できるでしょう。

商用利用についてはアプリ内で規定があり、個人的及び非営利目的の場合のみSNSなどのアイコンに使用する許可しています。

初めてでどのアプリを使ったらいいか迷っている人は、まずこのアプリを使ってみてはいかがでしょうか。

 

LINE　AIイラストくん

LINE AIイラストくん

引用：『LINE　AIイラストくん』公式HP

今や誰もが使っているアプリでもあるLINEですが、LINEでAIイラストを作成できるのはご存じですか？

AIイラストくんとは、株式会社piconが提供するLINEの画像生成AIです。

わずか1か月程度で9.6万人を突破するユーザー数を誇り、注目度の高いサービスですね。

プラン 回数制限 料金
プランなし 1日3枚 0円
ライトプラン 1日30枚 月額1980円
プロプラン 無制限 月額6980円

料金や回数については上記の通りになります。

もちろんAIイラストくんで作成した画像は商用利用可能のため、安心して使って下さい。

LINE AI　イラスト

引用：『LINE　AIイラストくん』公式HP

アプリを起動し、生成したいイメージを送信するだけで1分ほどで完成します。

イケメン化や美女化、イラスト風や水彩画風などお好みのテイストを選び楽しんでください。

 

AI ピカソ

AIピカソは、該当箇所に入力するだけで簡単にイラストが作成できます。

AIピカソの最大の特徴は、イラストのフリー素材である『いらすとや』とコラボしている点です。

スタイルを選択する欄におなじみの『いらすとや風』が用意されており、使用したい方もいるのでは？

AIピカソ

引用：『AI ピカソ』公式HP

無料で回数制限もありませんが、何回か作成すると広告が表示される制約があり、もし快適に利用したい場合は、有料プランに移行することをオススメします。

厳しい審査のApp Storeでリリースされており、アプリ自体に危険性は少ないでしょう。

しかし、商用利用や著作権の扱いには注意が必要です。

AIピカソで生成された画像データの著作権は『Stable Diffusion』というイギリスの会社にあり、そこの規約を見ていくとStable Diffusionは商用利用可能とあるもAI画像の著作権・商用利用に関してはグレーゾーンですね。

海外では大手写真素材が訴えを起こしています。

日本と海外で法律は異なるため、全て問題ではありませんが使用する場合は少し注意が必要ですね。

 

Canva

Canva

引用：『Canva』公式HP

誰でも簡単にプロ並みのデザインを作成できるアプリであり、豊富なテンプレートやフォントなど素材が揃い、デザインの経験や知識がない人でも短時間で様々なデザインを作成できるのが魅力の1つです。

新たに提供されたAI機能では、数秒で指定したキーワードや説明文で作成可能となり多くのユーザーから支持を得ています。

Canva2

引用：『Canva』公式HP

アニメ風や幻想的、水彩画、映画風といった様々なスタイルを選ぶことができ、静止画だけではなく動画やグラフィックといった機能も変更できますね。

手軽な操作と豊富なカスタマイズで独自のビジュアルを作成でき、ユニークで洗練されたデザインが描けるでしょう。

Canva(無料版)のユーザーは、画像作成は50回、動画生成は5回まで無料で利用できます。

もっと本格的に試したい方は、有料プランの『Canva Pro』へアップグレードが必要となり年間で11800円となるので注意してください。

アプリで生成した画像は、基本的に商用利用が可能ですが、”ブランドや有名キャラの使用は避ける”、”Canvaで作成した画像は商標登録できない”、”生成したコンテンツを閲覧者に明示する″の3つのポイントに注意しましょう。

 

Dream by WOMBO

WOMBO

引用：『Dream by WOMBO』公式HP

カナダのスタートアップ企業が提供するアプリの1つです。

リリースから半年で1000万人以上のユーザーを持ち、高評価を得ていますね。

言語が日本語に対応しており、豊富な機能、簡単な操作でカスタマイズができるのが特徴で無料でも十分楽しめますが、有料版もあり月額約1470円で作成できる枚数や動画など変わってきます。

サービス 無料 有料
イラストの生成数 1枚 4枚
スタイル数 61種類 84種類
動画生成 不可 可
プリントアウト 不可 可
透かしの削除 なし あり

商用利用については、著作権がユーザーに帰属する以上問題ないが、他社の著作権を侵害する可能性があるや無料で生成した場合「透かし」が入る場合は注意が必要ですね。

 

まとめ

AIイラストをSNSアイコンに使用してもいいのか、商用利用可能なスマホアプリ5選を紹介しました。

技術が進み、今では身近になっているAIイラストですがSNSアイコンに使えるのか、著作権の問題といった悩みが少しでも解決したら嬉しいです。

画像生成をするにも多くのスマホアプリが出回っており、安全面やどのサイトやサービスがいいのか迷いますよね。

少しでも不安な方は規約を読み、商用利用可能なものを選ぶといいでしょう。

自分に合ったサービスを選び、独自のイラストを作ってみてはいかがですか？

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