鬼滅の愈史郎がかわいそう?死なない理由やなぜ人間に戻らないのか解説

鬼滅の愈史郎がかわいそう?死なない理由やなぜ人間に戻らないのか解説 鬼滅の刃

鬼滅の刃の中で、無惨亡き後も生き残る唯一の鬼、愈史郎(ゆしろう)について探っていこうと思います!

「珠世の事になると暴走しちゃって相手にされないのがかわいそうだけど、コント感満載でおもいしろい!」

「愈史郎って鬼のはずなのに、無惨を倒した後も人間に戻らないのはなぜなんだろう…?」

「死なない理由もあるのかな?」

など、SNSN上では”かわいそう”や”鬼のまま”に対する疑問などのコメントが多く寄せられていました!

愈史郎(ゆしろう)はかわいそうな鬼なのか、無惨を倒した後も死なない理由があるのか、なぜ人間に戻らないのかなどを調べてみたので、順番に紹介していきます。

 

愈史郎(ゆしろう)が鬼滅で一番かわいそう?


原作漫画はすでに最終巻を迎えており、最後まで見た方の中には”ゆしろう”がかわいそうと呟く人が多いんです!

どうして愈史郎が”かわいそう”だと言われているのか気になる所ですよね…。

SNS上で”かわいそう”と言われている理由を探ってみました。

珠世が居ない世界で生きていかなきゃいけないなんて…ゆしろうがかわいそうで仕方ない。

愈史郎だけ、鬼として生きていかなきゃいけないなんて…せめて珠世は一緒に生きて欲しかったし、愛する人を亡くしても生き続けるのは切なすぎる!

禰豆子は人間に戻れたのに、ゆしろうは戻れないのかな…?

鬼として生き続けていくなんてどんな気持ちなんだろう。

物語的にはハッピーエンドなのに愈史郎だけかわいそうな気が…けど、本人に伝えたらぶっ飛ばされそう(笑)

やはりどのコメントを見ても圧倒的に”かわいそう”と思っている方が多かったように感じます。

愛する人を失っても鬼として生き続けていかなければいけない事に”かわいそう”と感じる方が多いようです。

なぜ愈史郎は鬼のまま現代も生き続けているのか、鬼滅一番かわいそうと言われる、愈史郎の切ない謎について詳しく解説していきます!

 

無惨が死んでも愈史郎(ゆしろう)が死なない理由はなぜ?

原作漫画の無惨との最終決戦にて、炭治郎たちは無惨を倒します。

原作漫画137話にて、産屋敷が「きみが死ねばすべての鬼が滅ぶんだろう?」と問いかけます。

それに対し、何も言い返せない無惨の姿は「無言の肯定」を意味し、図星であると考えられています。

この事から、無惨の死をもって 鬼がこの世界からいなくなり、世界に平和が戻った…という最期を迎えるのですが…

愈史郎は生きていますよね??

なぜ、愈史郎は無惨亡き後も鬼として消えずにいるのでしょう?

その理由について、有力な2つの説を紹介していきます。

  • 愈史郎が珠世によって作られた特別な鬼だから
  • 無惨によって鬼化した炭治郎による呪いの無効化

では、1つずつ解説していきましょう。

愈史郎さんは病で瀕死の状態になっていたところ、珠世さんの血によって鬼となり生きながらえることができました。

それまで200年以上もの間、珠代さんの血から鬼化したものはいなかった為、珠代さんが作り出した鬼は、愈史郎さん唯一人ということです。

珠代さんは無惨に鬼にされてから、医師である知識を使い『自分の身体をいじった』ことで、人を食べず、無惨の呪いも解けています。

その血には、無惨の痕跡がかなり薄いと思われ、愈史郎さんには無惨の呪いによる支配が及ばず生きているというのが、一番有力な説だと言われています。

2つ目は、最終戦で死の淵に追いやられた無惨が、炭治郎に自分の意志を託し、鬼にするという事がありましたね。

ここで無惨の体にあった呪いの元のようなものが炭治郎に引き継がれ、無効化しているのでは?という考察もありました。

しかし、それでは愈史郎さん以外の鬼にも同じことが起こり、『鬼のいない世界』にはなりませんよね?

やはり珠代さんの血によって鬼になったという事実が、愈史郎さんだけが生きている根本の理由なのだと強く感じます。

 

愈史郎はなぜ鬼になった?

愈史郎は元々人間だったのはご存知かと思いますが、鬼になった経緯を詳しくご紹介していきます。

まず、自らの意志で鬼になることを望む者は条件を満たす必要があるようです。

  • 更なる強さを求める者
  • 長く生き長らえたい者

上記のどちらかに当てはまる強い意志や思いがあれば鬼になれるようで、愈史郎は長く生き長らえる為に鬼になることを選んでいます。

人間の頃の愈史郎は、重い病気に侵されており余命を宣告されるような状態だったようですから、まだ若いゆしろうが”長く生きたい”と思うのは不思議じゃないですよね。

愈史郎を鬼にしたのは医者として看病していた珠世ですが、その際には鬼になる事の覚悟も話しています。

最終的に鬼になることを選んだのは愈史郎ですから、自らの意志で鬼になっていることは間違いないですね。

もしかしたら、長く生きたいと思った背景には「珠世のそばで生きていきたい」という強い思いもあったのかもしれませんね。

 

愈史郎の寿命は何年?

続いて、愈史郎の寿命についてですが、原作ではゆしろうは現代まで生き続け「山本愈史郎」という名前で画家として活動している事がその後の様子として描かれています。

鬼ですから寿命というものは存在せず、陽光に当たるか鬼殺隊が持つ日輪刀で首を切られることでしか命を絶つことが出来ません。

愈史郎が鬼になったのは15歳の時で、鬼化を含めた実年齢は35歳だとされています。

現代まで生き続けている事が判明しており、現代において日輪刀を持つ人は当然いませんから、愈史郎が命を絶つ方法としては自ら陽光を浴びるしかないですよね…。

その為、正確な寿命はなく不明です。

 

愈史郎(ゆしろう)が鬼のまま人間に戻らない理由が切ないしかわいそう?

そもそもどうして愈史郎は無惨を倒した後も鬼のままで、人間にもどらないのでしょうか?

自らの意志で鬼で居ることを望んでいるとしたら、何らかの理由があるのではないかと思いますよね。

鬼でいる事を選んだ大きな理由として、やはり珠代さんの存在があります。

愈史郎さんは、転生してくる珠代さんを、待ち続けているのです。

珠代さんが無惨によって消滅させられてしまった後、ゆしろうさんは人間に戻る意思はなく、死んでしまおうを思ったはずです。

無惨戦で負傷した炭治郎をお見舞いに行った際に、炭治郎は、以下のような声を愈史郎さんにかけます。

  • 「死なないでくださいね」
  • 「珠世さんの事をずっと覚えていられるのは、愈史郎さんだけ」

人間に戻り、普通に暮らすにも、珠代さんがいない日常に喜びもないため、珠代さんの後を追い死んでしまおうと考えていたであろう愈史郎に、この炭治郎の言葉は刺さりました。

『死んでしまって転生した後の自分では、珠代さんの事を覚えていられなくなる。』

だから、鬼のまま何百年と生きても、転生した珠代さんを 再び探し出す事を選んだのではないでしょうか。

 

人間に戻る薬は愈史郎には効かない?

人間に戻る薬とは、無惨を倒すために手を組んだ珠世としのぶが共同で作った薬ですが、3つ用意されている事が原作から分かっています。

1つは禰豆子に使われ、2つ目は無惨に使われている事が分かっていますが、最後の1つは一体誰に使われたのかは明らかにされていません。

推測になりますが、3つ目はおそらく愈史郎に使ってもらうために珠世が用意していたのではないかと思いますが、実際に使われている場面は描かれていないので判断しかねますね…。

ちなみに、鬼化してしまった炭治郎にカナヲが使った薬は、胡蝶しのぶが藤の花をベースに作った「鬼の成分を抑える薬」のようなものだったと思われ、珠代さんが作った「人間に戻す薬」とは別の物です。

残った「人間に戻る薬」を愈史郎が持っているのかは判りませんが、現代もなお、愈史郎は鬼として生きています。

もし、薬は持ってはいるが、あえて鬼の姿で居ることを選び、珠世の絵を描き続けているのだとしたら、そこに愈史郎さんの強い意志と珠代さんへの愛が感じられますね。

愈史郎さんの想いが珠代さんに届く未来は、あるのでしょうか?

 

愈史郎(ゆしろう)は死んだら転生した珠世に会える?

原作最終巻で、炭治郎や禰豆子の子孫や、鬼との戦いで命を落とした人たちの転生した現代での様子が描かれています。

珠世さんも、いつかは必ず転生すると考えられますね。

ただし忘れてはならないのは、珠世は鬼にされた際に自分の家族を喰って殺してしまった過去や自暴自棄になり大量の人を喰った過去があるという事です。

それを踏まえると、珠世は簡単には転生してこれないと考えるのが妥当ですね…。

珠世は無惨を倒すことに貢献し、自らの命を犠牲にしても戦いに挑んだ姿もありますから他の鬼に比べると早く転生してもいいのではと思います。

しかし、その途方もない時間を掛けてでも、愈史郎さんは珠代さんを待ち続ける覚悟があると感じます。

転生した珠代さんに出会う事が出来たとしたら、その時人間に戻る薬を使って、珠代さんと添い遂げる人生を歩めるのかもしれませんね。

 

まとめ

この記事では、愈史郎(ゆしろう)はかわいそうな鬼なのか、無惨を倒した後も消えない理由があるのか、なぜ人間に戻らないのかなどを紹介してきました。

この記事をみて、みなさんは愈史郎をかわいそうと思われましたか?

愈史郎の消えない理由やなぜ人間に戻らないのかを知って上でもう私はもう一度アニメを見直そうと思いました!

そしてますます、鬼滅の刃アニメ2期に期待が高まりますよね…!

見直す際にはぜひ、記事の内容を思い出してただけたら嬉しいです♪

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