スタジオジブリ「猫の恩返し」のバロンってめちゃくちゃかっこよくないですか?
猫とはいえイケメンで紳士で、あんな風に守られたら主人公が好きになっちゃうのもうなずけます♪
実は「耳をすませば」にもバロンが登場していました。
バロンの正体は一体なんなのかや、年齢は何歳の設定なのか、モデルはいるのかなど疑問に思うことを徹底調査してみました!
主人公が行く猫の国では、人間のような猫はバロンしかいなく、何でなのか設定や正体が気になってる人も多いのではないでしょうか?
モデルがいるなんて知らなかったという人は、是非この記事を読んでいって「猫の恩返し」のバロンマニアになってくださいね♪
Contents
猫の恩返しバロンの正体は?モデルも徹底解説!
【猫の恩返し】猫の事務所にバロンの恋人のルイーゼの絵が飾ってあって、バロンはずっとルイゼのことを想っているのかぁって考えたらすごく切ない pic.twitter.com/8uCu7BaMi7
— 素敵なデザイン (@st1_design) November 21, 2021
主人公・ハルをカッコよく守るイケメン猫紳士のバロンには、モデルになった人形がいます。
それが、同じジブリの作品「耳をすませば」に出てくる猫の人形だったんです!
「耳をすませば」で主人公の月島雫が猫に誘われて訪れた地球屋というアンティークショップに置かれていたのが、バロンという名前の人形です。
この人形は、地球屋の主人・西史朗が戦前にドイツを訪れた際、一目惚れして何とか頼み込んで引き取った人形です。
思い入れのある人形だけに、バロン自身が劇中で言っているように心が宿ったんですね♪
なので、バロンは他の猫と違い人間のような姿をしているんです。
戦争の前から存在していた人形なので、実はとっても古い人形なんです。
古い人形という事は、実はおじいちゃんなの?
「耳をすませば」でバロンの声をあてていた方は露口茂さんで、1932年生まれで公開当時は70歳でしたので、おじいちゃんのイメージ通りですよね。
この人形のバロンには恋人の猫の人形がいましたが、地球屋の主人が引き取る時には修理中で、一緒に引き取ることができませんでした。
その時に地球屋の主人の恋人であるルイーゼという女性が、修理が終わったら必ずもう一度バロンと会わせるという約束をしていましたが、戦争の為に結局地球屋の主人もバロンも恋人と再会することはできなかったという悲しいエピソードがあります。
この恋人の話は あくまでモデルの人形の話なので、「猫の恩返し」で活躍するバロンに恋人が存在したかは定かではありません。
でも、バロンのいた猫の事務所には、ルイーゼの絵が飾られているのも、繋がりを感じますね♪
なぜ耳をすませばのバロンが猫の恩返しに登場するの?
猫の恩返しは
耳をすませばの主人公である
月島雫の作った物語。バロンはバロン。
ムタのモデルはムーン pic.twitter.com/CDiUtkWNnB— マシャオ (@mxiao10) November 18, 2016
バロンが「耳をすませば」に出てくる人形であることはわかりましたが、どうしてそれが今作に登場するのでしょうか?
実は、「耳をすませば」で月島雫が書いた物語こそがこのバロンを主役にした物語だったんです!
雫は物語を書くにあたって、バロンを店主から借りて執筆のイメージをふくらませました。
バロンのおかげでこの物語が生まれたので、主役はバロンなんですね♪
ですが、「耳をすませば」の劇中で雫が書いた物語は、今回の「猫の恩返し」とは少し違うお話だったようです。
劇中でも、この物語を読んだ地球屋の店主からは粗削りという評価をされているので、おそらくこの後に雫が練り直して完成させたのが、今回の「猫の恩返し」ではないでしょうか。
スタジオジブリは続編は作らない方針を取っているのは有名な話ですが、これは「耳をすませば」の続編にはあたらないのかな?と疑問に思う方もいるかもしれませんよね。
あくまで作中の人物が執筆した作品という位置づけなので、これは続編ではないというのが見解だそうですよ♪
続編ではないとしても、バロンのファンとしては物語の中でつながりのある「耳をすませば」も必見ですよね!
猫の恩返しバロンの年齢設定は何歳?
猫の恩返しの方は勿論だけどこっちのバロンも好き💝💝💝 pic.twitter.com/nUPuEDp6tU
— 秋染(あきそめ) (@fall_dye08) November 14, 2021
「猫の恩返し」はタイトル通り、猫を助けたことから猫に恩返しを受けるというストーリーです。
恩返しと言っても、ちょっと押しつけがましいもので、主人公は猫の好物をプレゼントされたり、猫の国の王子と結婚させられそうになって困っているところを助けてくれるのが、イケメン紳士・バロンです。
白いタキシードを着こなし木製のステッキを操る立ち居振る舞いも紳士的で、まるでシャーロックホームズのようですよね♪
バロンは猫の事務所の所長で、元々の構想では、バロンと相棒のムタが探偵をして事件を解決していくというストーリーだったようですので、ホームズっぽいイメージが残ったのかもしれません。
年齢は何歳という設定なのか調べてみましたが、公式に決まってる資料は見つかりませんでした。
ただ、バロンの声を演じているのが袴田吉彦さんですので、そこから推察することができますよね♪
袴田吉彦さんは1973年生まれで、「猫の恩返し」の公開された2002年当時は29歳でした。
なのでバロンも20代後半から30代くらいだと思われます!
バロンの本名は?
#映画で印象に残っている猫
猫の恩返しのバロン様😺♡
本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵(^ω^) pic.twitter.com/y3SgdMYwdf— 仁美 (@tt283sky) November 23, 2016
バロンというのは通称で、本名は「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」というかっこいい名前を持ってるんですよ♪
つい口に出して言いたくなるような名前です!
名前から推察すると、フォンはドイツで使われる伝統的な称号なので由来はドイツのようですね。
後ほど詳しく書きますが、実際バロンはドイツからやってきています。
ドイツの男爵という設定なんて、見た目だけでなく出自もかっこよかったんですね!
ちなみに、猫の国の王子の名前はルーンというシンプルなものです。
王子様よりも立派な名前を持ってるなんて、さすがですね!
なぜバロンなの?
バロンの本名は
フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵男爵を英語でBaron(バロン)
なのでバロンと呼ばれています(∩´∀`∩)今夜の放送前に予習しましょう#猫の恩返し pic.twitter.com/JKdDWNYXlY
— 🍑Pℳ.さん🍑普通のRT魔(ここ重要) (@pink0720pink) August 24, 2018
イギリスでは男爵のことをバロン(baron)と言います。
そこから、本名の「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」という長い名前ではなく、「バロン」と呼ばれているのです。
主人公は名前ではなく「男爵!」と爵位を呼び続けていたんですね。
本名はドイツっぽいですが、ドイツでは男爵のことをフライヘル(Freiherr)と言いますので、バロンではないのでは?とチラッと思いました。
ですが、フライヘルと呼ぶよりバロンと呼ぶ方がしっくりきますので、結果的にバロンでよかったのではないでしょうか♪
猫の恩返しの原作漫画を読むならU-NEXT
オマケ。
余韻を楽しみたい方に。実はバロンが登場する柊あおいさんの漫画は『耳をすませば』以外にもあります。
『耳をすませば』(1990年)
『幸せな時間−耳をすませば』(1996年)
『バロン−猫の男爵』(2002年/『猫の恩返し』原作)
『ユメノ街−猫の男爵』(2003年) pic.twitter.com/Yqt1rUzy7Q— 叶 精二(Seiji Kanoh) (@seijikanoh) January 27, 2017
「耳をすませば」「猫の恩返し」の2作品とも、原作の漫画があるのはご存知でしたか?
実は、宮崎駿監督が直々に漫画家・柊あおいさんにお願いして書き下ろしてもらったのが「耳をすませば」と「猫の恩返し」なんです。
更に、バロンとムタが活躍する「ユメノ街」という作品もU-NEXTなら全部読めちゃいます♪
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まとめ
俺を信じろ! ※バロンが唯一「俺」と言った瞬間 【猫の恩返し】 pic.twitter.com/LAPzLnSnuy
— ★心に響くジブリ名言など★ (@wcnvk8uig7faq6u) November 18, 2021
ジブリの名作「猫の恩返し」に出てくるイケメン猫・バロンの正体について、モデルがいるのかなど設定を調査してきましたがいかがでしたか?
年齢は何歳の設定なのか、知ってみると驚きでしたね!
何歳になってもジブリの作品というのは心に残っているもので、久々に見返してみたいなーと思っている方もいるのではないでしょうか?
残念ながらジブリの作品はネット配信されておらず、金曜ロードショーなどでの放送のみとなっています。
なので、こういう機会じゃないとなかなか見られませんから、見逃し厳禁ですよ!
バロンの正体やモデルを知ってから見ると、また一段と深く物語の世界を堪能できますよね。
設定や年齢を考察しながらバロンに思いを馳せていると、改めてカッコよさに惚れ直してしまいそうでした♪
もし放送が決定した日は、ほんわかと不思議な「猫の恩返し」のファンタジーな世界に浸りましょう!
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